「シロカ 加湿つき温冷風扇 なごみ」の水タンクについて

ツルカメのほうの弊社は、事務所の部屋の構造的に、会議室があるほうにエアコンの影響が届かないので夏は暑いし冬は寒いという状況になっていました。今までは扇風機的なもので騙し騙し耐えていたのですが、ふと気づくとその扇風機的なものが壊れていて動かないと。

主にネコメシ社員たちに暑い暑いとせがまれたので、じゃあ扇風機的なものでも買うかなあということになり、いろいろ検討した結果、冷風が出るやつを購入しました。

購入したのはシロカ株式会社の加湿つき温冷風扇、なごみ(AHC-117)というやつ。単なる送風ではなく、温冷のどちらの風も出せるという点と、大きさと、あと価格で選びました。

タンクには水を5リットル入れられて、風量は弱でも結構な威力を感じるため弱で使用すると、半日くらいはもつかなという印象。気化熱によって冷風が出るみたいな仕組みだそうです。確かにまあまあ冷たい感じのする風がふいてくるので、これはなかなか良いぞと感じています。騒音は、静かってわけでもないけどうるさいってほどでもない。そもそもこれの導入前は、会議中に暑い暑いという声が出たり団扇等でパタパタ仰ぐ音などが止まらないわけですから、それに比べれば静かだし鬱陶しさもないということで問題ない感じです。

ただどうしても腑に落ちないことがあって、それが水タンクの水量。いや5リットル入りますよってのは良いし、5リットルだから水を追加する時によいしょっとっていう感じになるのは仕方ない。それは別にいい。不満なのはこのタンクのメモリです。


こうなってます。そう、つまりMINと書いてある最小量が底面ではないんです。冷風機能の発動に必要な水がなくなると本体がピーピーいうので、それで水を補給しようってことになるんですが、1リットルまではいかないくらいの量が残っている状態なわけです。

じゃあ上げ底しとけよって思うんだけども、まあこれは本当に空っぽになってしまうと発火するおそれがあるとかそういう事情から、このような構造になっているのかもしれないので、譲歩して良しとしましょう。しかし実務的な話をしますと、このように水が残ってしまうがゆえに、水をつぎ足すということを繰り返すと、なんというか、タンクの内側がだんだんぬめぬめしてくるというか水が全体的にぬるっとしてくるというか・・・

ようするに、不潔な感じになってくるというわけです。まあ、もちろん水補給のたびにタンクを洗えばいいとかね、そういう話なんでしょうけど、このタンク、蓋とか栓みたいなのがなくて上面全開放なので、5リットルの水をたぷんたぷんと入れた状態のタンクを持ち歩くのがなかなか厳しいというかコケたら大惨事になるということで、むしろこの冷風機のところへペットボトル的な入れ物に入れた水を持って行って補給するみたいなほうが効率がいいんですが、そうなると水が完全に入れ替わるわけではない状況が続くことになり、タンクの内側がだんだんぬめぬめしてくるというか水が全体的にぬるっとしてくるというか・・・

ようするに、不潔な感じになってくるというわけです。なんか同じ文章繰り返してますが。へたすりゃボウフラでもわくんじゃないかという不安さえある次第ですが、まあ総合的にいって概ね満足している製品ではあります。冬の温風や加湿機能などについては、来年あたりに気が向いたらレポートします。