アクセシビリティの祭典2021でスポンサーLTを行いました

Pocket

自己紹介

はじめまして、株式会社ネコメシでフロントエンドエンジニアをやっています山崎と申します。作ろう作ろうと思っていたブログをやっと作りました。これからはちまちま記事を書いていこうと思います。よろしくお願いします。

ブログタイトルについて

さて、ブログを作成するにあたってはブログの名前を決めなくてはいけません。以前から考えてはいたのですが、結局「ネコメシと私」というタイトルを採用することにしました。これには元ネタがありまして、ご存じ(?)上方落語四天王のひとりにして人間国宝、三代目桂米朝の著作「落語と私」から拝借しました。私は関西の大学に通っていたのですが、当時落語研究会に所属してまして、落語には非常になじみがあります。最近はあまり生で落語を聞く機会も高座に上がる機会もなくなりましたが(やるほうは特に…。今でも社会人落語の団体に所属していますが、コロナ禍であまり積極的に活動しようという気になれず)、たまーに落語を聞いたり、落語の練習をして気晴らししたりしています。そんなこんなでブログタイトルを決定しました(ちなみに候補はもうひとつありまして、「山崎のネコメシ日記」というものでした。元ネタは「ユリアンのイゼルローン日記」で、こちらもわかる人にはわかると思いますが「銀河英雄伝説」というSF小説の外伝のタイトルです)。

アクセシビリティの祭典2021

さて、本題ですが、アクセシビリティの祭典2021でスポンサーLTを行いました。このイベントはネコメシが2019年からスポンサーをしていまして、スポンサーLTの枠があるという話が社内で出た際に私が立候補したものです。イベント自体は5月21日に終了しているのですが、完全オンラインのイベントで、アーカイブがYouTubeに残っておりますので興味のある方はぜひご覧頂ければと思います(以下のリンクは私の出番から再生されるようになっています)。

内容としては、Webのアクセシビリティについての簡単な説明とWeb業界におけるWebアクセシビリティの認知度、Twitterでの代替テキストの入れ方とネコメシでの取り組みといった内容になっています。素直に自分が話したいと思った内容を資料にして、予備知識がなくても可能な限り多くの人に伝わる内容になるように作成したつもりです。

このうち、Twitterでの代替テキストの入れ方については以前別の場所でLTをしたこともあるのですが、個人的に多くの人に知ってもらいたいと思っていることです。代替テキストとは、その名の通り画像の代替となるテキストのことですが、代替テキストが設定してあることにより、スクリーンリーダー(画面を読み上げるソフトウェア)のユーザーも画像が持つ情報にアクセスすることができるようになります。そしてこの代替テキストは、Twitterで画像を投稿する際に非常に簡単に設定することができます。

WebアプリケーションやWebサイトを実装する際に、複雑なUIをアクセシブルに実装しようとすると相応の技術が必要になる場合があります。また、WebアクセシビリティのガイドラインであるWCAGを読もうとすると、お世辞にも読みやすいとは言えない文章だったりします。しかし、画像が持つ情報をテキストでも伝えようとすることは、多少考え方を身につけることや慣れは必要かも知れませんが、相対的に非常にハードルの低いことと言えるのではないでしょうか。そして、代替テキストが入っていることによって、情報がアクセシブルになる方々は実際に多くいらっしゃいます(僕がTwitterでフォローしている人にも、フォローしてくれている人にも視覚障害の当事者の方がいらっしゃいます)。このように、アクセシビリティについてまずできることから、手の届くことからやっていくことは非常に大切なことだと思っています。また、アクセシビリティに関する取り組みは業務上のことだけでなく、個人的な活動でも意識したいと思っています(Twitterだけでなく、FacebookやInstagramでも代替テキストは設定できますね)。

最後に

ということで最初の社内ブログでした。思っていたより長文になってしまい、また読みやすい文章になっているかも若干自信がありません。ご意見・ご感想などはコメント欄か、私のTwitterまで頂けると嬉しいです。ブログはこれからもちょこちょこ書きたいとは思っています(業務に全く関係のない記事が書かれる可能性もあります。落語についてとか)。それでは次回も、サービスサービス!