ノーウォーク合意とは

諸般の事情でIFRSに関わることを、概要レベルでざっと調べていたのだが、その中に「ノーウォーク合意」という言葉があった。
ノーウォーク合意とは何なのかというと、こういうものである。

2002年9月、FASB本拠地の米国・コネチカット州ノーウォークで、IASBとFASBがIFRSと米国基準との中長期的な統合に向け合意したこと。05年の欧州強制適用を意識し、米国基準一辺倒だった米国がIFRSに歩み寄りを示した画期的な出来事。両者を軸にコンバージェンスが進む。IFRSの国際化を加速させた。
[避けて通れないIFRS関連の基礎用語集 – IFRS 国際会計基準フォーラムより]

なるほどなるほど……それでノーウォーク合意というのか、というのは、あとで上記のような説明を読んでわかったのであり、最初ざっと調べていたときは、漠然と「全然歩み寄ってないんだけど、まあ一応合意ってことにしといた」合意なのかと思っていた。だってノーウォークだから。No Walkかと思った。まさか地名だとは。


ちなみにノーウォークでぐぐるとノーウォークウィルスっていうのも出てきたりするけど、このウィルスにかかると歩けなくなるとかそういうことではなくて、オハイオ州のノーウォーク市で発見されたウィルスでノロウィルスの正式名だか何だからしい。まあノロなると歩いてる場合じゃないとかなるけどね。