もし50万円あったら(どうすればいいのかわからない)

みんな(誰)は貯金ってどれくらいあるんだろう。僕はほんとになくって、こんなことで大丈夫なのかしらと不安に苛まれながら生きている。貯金を増やすには何をどうするのが効率がいいのかわからないんだけども、まあ投資ってやつなのかなあと思ったり、思わなかったり。

2007年7月の記事なんだけど、マネックス証券に「もし50万円あったら(ポートフォリオ 投資信託編)」というのがあって、いわゆる投資信託の分散投資について、その筋の専門家たちが自分だったらこんな風に投資するというのを紹介している。

で、とりあえず2007年7月からすると今9年くらい経ってるわけで、当時この記事を見て「ふむふむ!なるほど!」ってそのまんま投資してたらどうなっているのだろうというのを、雑に計算してみた。

松本大氏のポートフォリオ

投資額 当初基準価格 現在基準価格 現在資産額
マネックス資産設計ファンド <育成型> 250,000 9,968 11,121 278,918
インデックスファンドTSP 50,000 8,702 7,053 40,525
三井住友・バンガード海外株式ファンド 100,000 17,307 18,171 104,992
HSBC ブラジル オープン 30,000 16,511 5,875 10,675
トルコ株式オープン (メルハバ) 20,000 15,220 8,665 11,386
ブラックロック・US・ユーロ債券ファンド 50,000 9,983 7,587 38,000
合計 500,000 484,496

 

内藤忍氏のポートフォリオ

投資額 当初基準価格 現在基準価格 現在資産額
インデックスファンドTSP 150,000 8,702 7,053 121,575
(個人向け国債10年・変動) 50,000 51,531
三井住友・バンガード海外株式ファンド 100,000 17,307 18,171 104,992
外貨MMF(米ドル建て) 50,000 119 108 45,336
外貨MMF(ユーロ建て) 50,000 162 128 39,506
ニッセイコモディティファンド 50,000 10,370 4,113 19,831
MRF 50,000 50,022
合計 500,000 432,794

 

深野康彦氏のポートフォリオ

投資額 当初基準価格 現在基準価格 現在資産額
日経225ノーロードオープン 100,000 10,802 11,395 105,490
朝日Nvestグローバルバリュー株オープン 200,000 14,830 11,294 152,313
世界物価連動国債ファンド 100,000 10,473 9,830 93,860
JPM・BRICS5・ファンド 50,000 18,647 17,427 46,729
ニッセイコモディティファンド 50,000 10,370 4,113 19,831
合計 500,000 418,223

 

廣澤知子氏のポートフォリオ

投資額 当初基準価格 現在基準価格 現在資産額
マネックス資産設計ファンド <育成型> 130,000 9,968 11,121 145,037
日経225ノーロードオープン 120,000 10,802 11,395 126,588
三井住友・バンガード海外株式ファンド 50,000 17,307 18,171 52,496
HSBC インドオープン 30,000 27,960 15,128 16,232
HSBC ブラジル オープン 20,000 16,511 5,875 7,116
マネックス・フルトン・チャイナ・フォーカス 30,000 15,923 13,938 26,260
外貨MMF(米ドル建て) 70,000 119 108 63,471
外貨MMF(ユーロ建て) 50,000 162 128 39,506
合計 500,000 476,706

 

中村芳子氏のポートフォリオ

投資額 当初基準価格 現在基準価格 現在資産額
日経225ノーロードオープン 100,000 10,802 11,395 105,490
日本株バリューインベストメントパック 100,000 16,864 9,353 55,461
三井住友・バンガード海外株式ファンド 100,000 17,307 18,171 104,992
HSBC BRICs オープン 100,000 17,515 10,713 61,165
インデックスF海外債券へッジなし1年 100,000 15,842 18,659 117,782
合計 500,000 444,890

 

雑なので、手数料とか税金とかの考慮は当然ないし、当初基準価格というのは2007年7月頃のやつと見なして、現在基準価格は本日現在(ファンドがもう終了してしまっているものは最後の価格)、国債はだいたいその頃に出てたやつということで変動10年第18回のやつ、MRFは0.005%と見なして計算しただけなので、正確かはわからないというか致命的に計算がおかしいとかあるかもしれないけど、まあ何にしても、とりあえずどれも儲かりはしてなさそうだという印象。ちなみに定期預金に50万円を9年入れていたとしたら、とりあえず金利0.5%だったとして、税引き後518,000円になっている。

しかしこのポートフォリオは投資なのであり、単なる貯金ではないのだからして、塩漬けが大前提ってのが根本的に違うのだろうけども、現実問題として僕は株やら投信やらの買い時も売り時もよくわからなくって、買ったはいいが基本塩漬けってことになっていたりする。すんごい上がってたら売って利益確定したいとは思うものの、銘柄の選球眼が悪いようで、たまに証券口座のマイページ的なものを開いてはそっと閉じる的な日常。

そういう意味で、どうせ塩漬けなんなら自分の感情を排してAIが勝手にいい感じに運用してくれるという触れ込みのロボアドバイザーによる資産運用には興味がある。

THEO現状

THEOの口座に入金した10万円は、まあまだ1カ月ちょいしか経ってないにしても、順調に目減りしているようだ。このままずーっと放っておけばそのうちすごい上がるかもしれないので、そっとしておく所存。ロボがんばれ。

* * *

そもそもの話として、投資額が10万円とか50万円とかってのが、しょーもない話なんだろうなという気がしている。これが5,000万円だったら定期預金だとしても100万円くらい増えてたってことになるからインパクトが違うというか、お金持ってる人はお金増えるけどお金持ってない人はお金増えないんだよなあと、しみじみ思う。

結局のところ、僕のような人間が貯蓄を増やそうとすると、なんというか、働くしかないのだろう。しかし零細企業の社長なのでボーナスもなく、零細ゆえに役員報酬の昇給もなく、当然ながら残業手当もつかないとなると、働くしかないとはいえども働いたところでお金が増えるわけでもない。まあ短期的にお金を増やすというよりも、ツルカメ・ネコメシの両社の運営を末永く続けることでトータル的な意味で入ってくるお金を増やすしかないんだろうなあという。

ということで、もしも50万円あったら、まあふつうに貯金するのがいいなと思ったし、ごちゃごちゃ考えてる暇があったら手を動かしたほうがいいよなと改めて思った。自分に身に付けた職能は裏切らないというか、がんばったらがんばっただけ見返りがある的な観点では、投資よりも信頼感と安定感があるというか。

とはいえこの先の人生が不安で仕方ない。しかし生きねば。