給食の完食指導の良さげなやり方案

給食の完食指導で5人が嘔吐 小学校教諭を厳重注意:朝日新聞デジタル
っていう記事があって、これのはてブを見ると、
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だいたい、完食指導に批判的だったり、好きでもないものを食べさせるのは狂ってる的な反応だなあという感じなのだけれども、僕は個人的には、給食の完食指導そのものには賛成のスタンスでいる。

というのも、やはり食べ物を残すのがもったいないというのがある。あと、地球目線で人間何様だよ感みたいなところがあって、少なくとも自分に割り当てられた持ち分は食えよという気がするんだよねというか。

ちなみに給食の味がまずいみたいな話なのであれば、そこはぜひ改善してくれとしか言いようがないし、わざわざまずく料理するのって地球目線で人間何様だよ感はんぱない。基本的に素材に罪はなくて、おいしく作ろうと思えばおいしく作れるはずっていうか。まあ予算とかあるんだろうが、まあがんばってくれと。

そんで、給食の完食指導のやり方について、これは提案なんだけど(って誰に対して提案しているのかは謎であるが)、配膳するときの量を通常(従前)の半分くらいにしてはどうかというね。そんで、足りなければおかわりする。もちろん、足りなくなければおかわりしなくていい。こうすると、おかわりする子も、自分のおなかに対しての適量がどれくらいかってわかるようになるし、おかわりしない子つまり小食の子も、給食を完食できるっていう自信がつくと思うんだよね。毎回、半分の配膳でおかわりっていうのがだるいというなら、名札にトリアージの色分けタグみたいなやつつけて、中盛りの子、大盛りの子みたいにわかるようにするとか、まあ何らかの工夫をするとして。

ごはんって食べれなくて残してしまうみたいなのが常態化してるの情操教育的にもよろしくないと思うし、そもそも地球目線で人間何様だよ?っていうかお子様だよ!みたいなのホント勘弁してほしいんだよねっていう話。

 

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