タスクの可視化と共有で指示を改善する

下の子(小1)が日々の最低限やることを可視化することにした。

毎日同じことの注意を繰り返しているがゆえに、「あー!もう何度言えばわかるんだよ!」みたいな叱り方になっちゃう日々も、これで改善されるだろうと期待している。


単にタスクを可視化しただけだと、作業者本人は次にやるべきこととかを迷わなくなるものの、結局のところさぼってしまったらそれで終了してしまう。したがって可視化に加えて共有することが肝要となる。共有することで、何をどれだけ完了しているのかが本人以外も把握できるので、さぼりにくくなるというわけだ。しかしながら、さぼりにくくなるというだけではモチベーション的な継続性に欠けるともいえる。開き直るというスキルによって、たとえ共有していたとしてもさぼるということはやはり可能であるし、むしろその域までいくと次の打つ手がかなり狭まってくるように思う。

ようするに、共有した結果を糧に改善すべきは指示のほうなのだ。

可視化以前は、やるべきことをきちんと把握しているのは指示者だけであった。それゆえに、指示者は作業者に対して「タスクAは終わったの?」という完了確認によって、タスク消化を承認していくということになる。可視化後はどうかというと、やるべきことは指示者だけでなく作業者も把握しているし、それどころかどれが完了しているかさえも共有できているわけだ。そうなると、指示者は作業者に対して、「次はタスクBをやろうね」という作業提案によって、タスクを消化していけるのである。

これはコミュニケーションフローとしてかなりの改善となる。

何より、「昨日も言ったでしょ!」とか「なんでまだやってないの!」みたいな叱り方になる率がかなり減る。こういう叱り方って、言ってるほうもかなり疲弊するんだよね。なんか毎日怒ってばっかりだな自分みたいにへこんだりもするし。イケてる指導の仕方的によく言われるのは「叱るんじゃなくて褒める」みたいなやつ。頭では理解できる。しかしそれを実際にやってみようとするとものすごく大変というか、一回こっきりみたいな単発施策としてはもちろん可能なんだけど、毎日ずっとそうしようみたいなのマジで無理っていうか。そもそも、上記写真のようなやることリスト、やることっていっても日常生活のわりと当たり前の活動みたいなものたちを全部やってない、ひたすら遊んでいるだけ、みたいなの毎日やられると正直褒めるところないだろっていうか。学校のテストで花丸もらったとか、図工でこんなもの作ったよとか、分かれば褒めどころもあるだろうが、そもそも連絡袋が出てないんだからわかりようがない的な。しかしこのタスクリストによって連絡袋の出し忘れはなくなり、テストの花丸も確実にキャッチアップできるようになるだろう。

正直、叱らずに褒め続けるのは難しいように思う。しかし、完了確認を作業提案に変えていくというアプローチの工夫は比較的容易だと思う。プロジェクトマネジメントならば業務でやっていることだよなってことで。したがって、タスクの可視化と共有は、直接的に作業者本人の業務改善となるのではなく、指示者の業務改善に好影響を与え、指示が改善された結果により作業者の業務改善となることが期待されるのである。

ちなみにこのタスクリスト、下の子自身がやることをひとつ終えるたびにマグネットを移すというのを楽しんでやっているようだ。寝る前にやること以外を全部終わらせるとアイスを食べていいことになっていて、マグネットが全部右に行くと嬉しいという状況づくりに一役買っていることは確かだろう。

よくある子育て系タスク可視化の話かもしれないが、事例は多いに越したことはないだろうと思い、以上ご報告。

 

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