かまどかのぶりしゃぶがおいしかった

かまどかというチェーン店、三軒茶屋にもある。
子連れも歓迎してくれるお店なこともあり、家族でも時々行く。
お値段もわりと良心的だし味のクオリティも高いのに全国展開しててすごいなあと思う。

全面喫煙可なところだけちょっと残念なんだけども、自分が禁煙者になったのが3月からでそれまではむしろ全面喫煙可の店じゃないとダメだった以上は仕方ない。店に僕の状況に合わせてスペックを変える義理はないしね。とりあえずは店の混み具合に応じて入るかどうかを決めていて何とかなっているのでOK。

先日はコース料理にも興味が出て、妻と2人で豪華絢爛コース+日本酒飲み放題ってのを食べたけども、金箔入りの澪が1本サービスでついたうえでひとり6000円くらいで、おなかいっぱいになったうえに片っ端からおいしくて超満足した。しかも途中で、たぶん隣のお客さんが頼んだ馬刺し盛り合わせが間違って配膳されてきて、違うのではと指摘したらそれはもうサービスしますので食べてくださいとか言われて食べたせいで実際には単なるおなかいっぱいを超えておなかパンパンだった。

さて、そんなかまどかなんだけど、昨晩、妻と2人で夜ご飯がてらに行ってみた。先日の豪華絢爛コースで出てきた料理の中でも特に気に入ったものを改めて注文するっていう感じで食べていくも、外がとびきり寒いこの時期といえばやはり鍋。どの鍋かっていうと今この時期ならではの「ぶりしゃぶ」にした。

ぶりしゃぶ
この手の魚系しゃぶしゃぶって、しゃぶしゃぶにするよりそのまま刺身扱いで食べちゃったほうがうまくね?みたいなこともしばしばあると思うんだけど、これはしゃぶしゃぶのままで正解。すんごいおいしかった。一緒に入ってる三陸産わかめがまた大きくて食べ応えも十分だしこれまたおいしかった。

しゃぶしゃぶなんだけどもお湯部分、無色のだし汁じゃなくって茶色い透明のだし汁なんだよね。これがまたおいしいんだけども、単なるかつおだしじゃなくて毛色の違う甘みとかもあって、何だろうこれーってメニューを読み返すと、鰹節と利尻昆布まではまあわかるとしても鮪節と鶏節も入ってるって。えー鮪節、そして鶏節って何。うーむ、こうなってくると家で真似してつくるの結構大変だな、また来ようって感じなんだけども、このだし汁がまたおいしいんだあ。

そんで具材を食べ終えたらシメのうどんを注文。ちょっと平麺な感じの四万十うどん。これをしゃぶしゃぶのだし汁に入れてちょっとくつくつさせて食べる。おいしい。おいしいなあ。おいしいよぉ。

ちなみにこのだし汁での四万十うどん、あまりにおいしすぎてどん兵衛に思えてきたし、一度そう思うと完全にどん兵衛になった。でもカップ麺のどん兵衛みたいなジャンクっぽさや粉っぽさはなくて、すっきりと洗練された高級などん兵衛。10分どん兵衛をもっと上品にした感じ。おいしい。やめられない、止まらない。カップ麺のどん兵衛だと2杯3杯と連続で食べてると身体が拒絶反応をし始めたりもするんだけど、これなら大丈夫。トッピングに油揚げがあればいいのに。どん兵衛っぽい味ということはほぼすべての日本人に愛される味ともいえるのではないだろうか。関東味と関西味でいうと関東味に近いけどあんなに甘くはない。あくまでも上品で洗練された高級どん兵衛。満足した。

ツルカメかネコメシの新年会、もしやるんだったらかまどかでやりたいな。ぶりしゃぶは12月限定のようだから高級どん兵衛は体験できないかもしれないけど、かまどかの各種メニューをみんなにも食べてほしい。おいしいんだから。