仕事以外に趣味がない人生だった

8月14日に知人が主催の、「趣味の世界」と題した内輪で楽しむ小さなオンラインLTイベントみたいなのがあって、そこで僕は「界面よもやま話 ──アクセシビリティの実装を解釈する」という発表をした。たいそうなタイトルがついているが、アクセシビリティに対する僕なりの哲学の片鱗と、あとクソUIが大喜利的に列挙されているというものだ。ちょっと公開用に再構成したものをSpeakerdeckで公開したので、興味がある方は見て頂ければと。

界面よもやま話 ──アクセシビリティの実装を解釈する
https://speakerdeck.com/securecat/kaimen-yomoyamabanashi

それにしても、これは趣味というにはちょっと仕事っぽさが強いともいえる。もともと、趣味がまるっと仕事になってしまったから仕方がないのだけれども。

以前は料理とカメラという趣味もあったのだが、諸般の事情でどちらも自分の中では廃れてしまった。それ以来、趣味は何ですかと聞かれた場合、しょうがないのでゲームと散歩かなあと答えていた。ちなみにゲームは主にソシャゲで、これは実質的に単なる廃課金マウンティングになりかねないので回答としてどうかなあというのがあるし、散歩は散歩で、いうても実はそんなにしてなかったりして実に微妙である。一番してる散歩は通勤だったりする(そもそもそれを散歩というのか?)。

……というような、仕事以外に趣味がない人生だったのだけれども、つい最近、この歳になってから生涯の趣味にできるのではと思えるものに出会ったりしてまして。まだ嗜み始めてから1か月くらいなので、人様に成果を発表できるようなレベルではないのだが。これについては、もう少ししたら何らかの形でというか、またLTイベントのようなもので発表したい気持ちもある。ちょっと記録をとるのに難儀する趣味なので、どうしたものかというのはあるけれども、まあ、運が良ければお楽しみに(謎)。

 

学研ムック 人生を変える大人趣味50