今まで隔年6月にFlickrのProアカウントを更新してきたんだけど、もうFlickrに写真あげなくなって10年じゃないかと、ふと我に返った。
もう使うことは無いだろうということで更新ストップし、アップ済みの写真を全部ダウンロードした。しかしいうてせいぜい2000枚くらいで大したことない量だった。というのも、bA写真部（ビジネス・アーキテクツ在籍時に結成していたカメラお散歩の部活）での活動記録だので時々たくさんアップすることがあったものの、基本的にはProject365というグループだかタグだかに向けて毎日1枚アップするのを日課にする程度だったので、あまり枚数のアップが捗っていなかったのだ。
というかRAW現像が根本的に追いついてなかったともいう。RAWがたまりすぎて、むしろ現像が追い付いていないことに後ろめたくなり（完全にプライベートな趣味のくせに）、仕事の忙しさを言い訳にして段々とカメラから遠ざかってしまったような気もする。
そんなカメラにわりと熱心だった頃、愛用していたのはD90で、個人的に、重量とサイズ感的に一番しっくり来ていたなあと思う。すっかりニコン、全然人気が無いようだけど、今でもニコンがカッコイイなと思ったりする。今さら一眼とか買う気ないけど……。レンズはSigma 30mm f/1.4 EX DC HSMが使い勝手もいいしカッコイイので好きだった。MC ARAX 2.8/35mm Tilt & Shift lens for Nikonもわざわざ取り寄せて、僕の数少ない海外旅行の1回である上海旅行にも持って行くなど、わりとカメラっ子を満喫していたような朧げな記憶がある。
そんなたかだか2000枚から、いくつか適当に写真をピックアップし、思い出に浸ってみよう。
ツルカメは2010年5月設立なのだが（先々月、10周年を迎えた）、設立のお祝いを色んな方（サービシンク名村くん、ピラミッドフィルムクアドラさん、日本デザインセンター啓太くん、ぐるなびウェディング館田さん、家入さん、えふしんさん、パズルさん、コンセント長谷川くん、シナップ坂西さん、602蝶野さん、藤本さん、ソニックジャムさん、もうひとつソニックジャムさん、mariroomさん）からもらったのが、Flickr上の記録から伺える。記録大切。
花、せっせと水をあげてもわりともたなくて（本当は鉢を変えると良いらしい？）次々と枯れていくみたいなことで心が折れたので、以降、植物の贈り物は丁重にお断りさせて頂いている。まあ現在の三軒茶屋の事務所へ引っ越してきた際にも植物を頂いたのだが、それは、なんと今に至っても半枯れしながらも生き永らえている。何の木なのかはよくわからないけど、すごい。しかし、誰に頂いたものなのか忘却している（失礼すぎ）。
近年もやってるのかどうかわからないけど、spfdesignさんとストリッパーズさんが年ごとの持ち回りで、代々木公園で開催しているお花見会（2010年はspftdesignの番）での一幕。はっきりいって暗すぎて街灯の下でしか花見は楽しめないし、暗さにかこつけて誰かが蹴飛ばしたのだろうブルーシートの上にワインがぶちまけられたりするトラップがあったりするなど、なかなかのお花見である。栗田くんが、なんというカメラかは忘れたけど、動画も撮れるカメラを最近（当時）買ったので色々撮ってはスクラップして遊んでるだか何だかで、ツルカメ副社長（当時。今は専務）のトザキを撮影しているのだが、表情含めなかなか味わい深い写真である（僕だけ？）。
ちなみにこの時のお花見をきっかけに、僕はあるみちゃんととても仲良くなったし、池澤さんとあいさつして後日北田くんの事務所になんだかんだとお邪魔して池澤さんのサインをもらうなどしたという強めの思い出ポイントがあったりするので、ますます感慨深い。
モノクロで撮影すると、わりとどんな写真でもイケてる風に撮れるんじゃないかという知見を得た。
CSS Nite in OKINAWA 2008で妙に行動をともにした5人（森房さん、ロッキー、佐野さん、mariroom、僕）で、沖縄会と称して飲み会を何度かやったものだ。さすがに10年前の写真だから若いな！
ちなみにCSS Nite in OKINAWA 2008の2日目にシュノーケリングで海を楽しんでいた時、両足をつって溺死しそうになったんだけど、どこからともなく森房さんが現れて僕を救出してくれた。森房さんはマジで僕の命の恩人である。
本稿冒頭で述べた、僕の数少ない海外旅行のうちの1回たる上海旅行の際に、D90とMC ARAX 2.8/35mm Tilt & Shift lens for Nikonで撮ったミニチュア風の写真。ちなみにこの上海旅行は、確か長谷川くんがIAの学会だか何だかで上海へ行くんだけど、ホテルの部屋的にもうひとり泊まれるから、ひまならどう？って誘われた時のものだ。その学会自体には参加してなくて、純粋に観光するためについていった。当時僕はbAを退職してハローワーク通いの無職者（読書家と名乗っていた）の時で確実にひまだったのであり、ホテル代が浮くならお得だなということでついていったのであった。滞在期間中のある日、黒須先生とご飯を食べるから森田くんもおいでよと言われていて、行く気まんまんだったんだけど観光中に出会ったカップルと意気投合してお茶を飲んでから外に出たら道に迷って、スマホも海外設定にしてなかったからか忘れたけどとにかく長谷川くんに連絡できなくて、結局、なんとか着いたものの大遅刻してしまい長谷川くんにも黒須先生にも迷惑をかけてしまったなあという、申し訳ない気持ちの思い出が一番強く残っている。
どうでもいいけどリンクを確認するためにbAのサイトを今見たんだけど、なんだなんだ？って思った（謎）。ちょいちょい知ってる人がいて面白い。
無職になったばかりの頃の自宅の本棚。本は基本的に会社の僕専用本棚に超大量に所有していて、退職時にbAにほとんど置いてきたんだけど（欲しい人にあげたり、そのまま処分してもらったり等）、ちょっとじっくり読もうかなと思うものを中心に持って帰ってきてもいた。セミトラ菅井くんに「読書家」と命名してもらい名乗っていたけど、いざ本をどれくらい読むかっていうと、時間があると読まないんだなぁこれが。納品がせまっていたりするほうがすごい読むっていうことを超自覚したものだ。
ちな今現在、ツルカメにはこれの100倍くらい本がある。
無職にかこつけて水都大阪2009へ遊びに行った時にでっかいあひるちゃんがいたのでMC ARAXで撮ったものだがFlickrのExploreに選ばれたので嬉しかった。
僕のbA最終出社に合わせた送別会だと思われる。残業後にかけつけた伊原くんの服装が思いっきり僕とかぶっていたので記念撮影（謎）。
初めてFlickrのExploreに選ばれてすごいテンションあがったなあ。
竹芝時代のbAオフィスからの景色なのだが、今思い起こしても竹芝のあのビルは地理的には吹き溜まりみたくなってたし食べ物屋がなさすぎて不夜城住まいの我々（誰）的にはホント死ぬかと思ったけど、景色だけは代え難いものがあった。あの景色がなかったら完全に心が破壊されていた可能性がある（謎）。
というかピックアップの旅路的に、まだあと1000枚くらいあるんだけど、飽きてきた（謎）のでこの辺にしておこう。すさまじく誰得なエントリーになってしまったけど。とりあえず写真をちょいちょい撮っておくと、あとで振り返った時の面白さがあるのは間違いないなということで、もう少し意識的に写真を撮ろうと改めて思うなどしました。
