ビスコビルが再燃していた件

弊社ネコメシは2012年5月1日設立なのでございますが、その創業の地は麻布十番のとあるマンション「ビスコビル」でありました。一之橋のほうから麻布十番大通りに入って最初の交差点を左に曲がって2軒目という非常に良さげな立地で、そこの701号室と、展望もなかなか良く、麻布十番納涼祭りの際には、ベランダから人混みを見下ろし、ムスカの台詞を唱えることもできたのでした。

そんなビスコビルですが、我々の人数もちょいと増えてきて手狭になってきたよねということで、2015年2月に渋谷へ引っ越すのでありまして、さようならビスコビルという感じだったのですけど、ビスコビルはこの後、2016年12月21日に、なんと火事に見舞われてしまうのです。

【麻布十番で大火事】2016/12/21 – YouTube

↑かなり燃えているのがわかると思います。業務してたらマジでやばかった……。ちなみに1Fにエリートという中華レストランが入っていたのですが(社食がごとく、僕は愛用しておりました)、そこからの出火だったようです。8Fには子供がたくさん通う学習塾も入ってましたし、中層階もふつうのおうちとかでしたし、大丈夫だったのでしょうか。とにかく火事もここまで燃えると恐ろしさしかありません。

この火事によりビスコビルは取り壊され、新築されることになります。麻布十番・ビスコビル新築工事|建設工事標識設置情報によると、2019/03/18着工で、2020/04/15に完成するというスケジュールで、これは順調に運んでいたようなのですが、完成日を目前とした2020年3月12日に、まためちゃくちゃ燃えてしまうのです……!

𝙵𝚊𝚕𝚌𝚘𝚗 ◇ 雑な生活 on Twitter: “麻布十番で火事なんだけど、ビスコビルという2016年に火事にあい、せっかく立て直したビルがまたもや火事で燃えててかわいそう。何回転生しても火事を避けられない

↑二度目の火事は麻布十番大通り沿いの居酒屋「鰓呼吸」からの出火で、ちょうど裏側に位置するビスコビルへ延焼したようなのです。ビルとしてはほぼほぼ完成していますが、正式な完成日を迎えてなかったのが幸いして人的被害は無いと思われるのが救いとはいえますが、

かずお君 on Twitter: “【ビスコビル再燃】2020年3月12日、麻布十番鰓呼吸から火災が発生、街は煙に包まれ次々と延焼。火元も気の毒だが1番気の毒だったのは中華エリートの火災から建て直したばかりの新ビスコビルだっ!竣工間際にまた燃えちゃった…オーナー丙午生まれ? #クソ物件オブザイヤー2020

↑3枚目の写真から伺える完成度を鑑みるに、かなり痛ましいなという感想です。クソ物件オブザイヤーとはいえ、こういうのは不運を晒し上げしてるだけで笑えないなあという印象です。

ちなみに出火元の鰓呼吸は、かつて弊社CTOを務めていた嶌田くんが入社する時の、最終面接というか入社はもう実質的に決まっていたので、僕が初めましてだからあらかじめ仲良くなろうということでお食事会をしたお店でもあります。

そんなわけで、弊社は創業当時の思い出の場所がことごとく物理的に存在しないのですが、そもそも麻布十番オフィス時代から今現在までも在籍しているのが役員しかいないので、むしろ今だ!今が重要!みんなでたくさん思い出つくろうな!inテレワーク2021夏。

 
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